夏至から約一週間、日長(昼間の長さ)が少しずつ短くなっています。(今日は14h24m05sでした。) ところが、日没の時刻はまだ遅くなっています。今日の日没は19:22:06。6/29から7/1までが19:22:09。明日からの4日間が日没が一番遅い日なんですね。今日より3秒遅いようです。実際は西の地平線は見えず、高輪半島があるため予報の日没時間より早くなります。(日没が最も遅くなることには変わりありません。) 明日の日出は04:58:23。2023年で最も日出が早かったのは6/12,13で04:55:06。これは夏至より一週間ほど早い日です。これは地球の公転軌道が楕円であることが関係しています。調べてみましょう。
写真の下に問題が潜んでいます




2023の夏至は6/21で日長は14h25m08sでした。また春分は3/21で日長は12h09m01sでした。秋分は9/23で日長は12h08m14sです。冬至は12/22で日長は09h53m34sです。
さて問題です。春分と秋分の日長は、なぜ12時間ちょうどではないのでしょうか。調べる前に考えてみましょう。
ヒント① 日出・日没の定義(→どの瞬間が日出でどの瞬間が日没? 初日の出や海に沈む夕日などをイメージしてみて)
ヒント② 皆既月食のときは太陽の赤い光が一部月に当たってますね? また夕日って真円じゃなくて上下につぶれた楕円ぽくないですか? →屈折?
高温多湿の梅雨どき。水分はこまめに。教室内でも熱中症に注意。外はといえば、夕暮れて穏やかな風。






生憎の雨のため、正午の太陽も夕陽も見られずでした。太陽が天球上最も北に位置する日です。
新居浜の北緯は約34°N、地軸の傾きは約23.4°です。天文分野学習済みの人は、あの天球儀やプラネタリウムの授業を思い出してね。
問題① 新居浜の夏至の日の太陽の南中高度は約何度かな?
ア,34.0° イ,45.5° ウ,79.4° エ,89.9°
問題② 赤道直下(緯度0°)で、今日の太陽は正午にどの方向に見えたんだろうね?
ア,東 イ,南 ウ,西 エ,北
問題③ 今日の南極点での日照時間は約何時間なん?
ア,0時間 イ,8時間 ウ,14時間 エ,24時間
答は教えてくれそうな先生や先輩に聞いてください。(文系の先生がいいかもです……)
直感と異なることが真実ってこともありましたか?(6/23解答追記)

